2013年6月27日木曜日

和太鼓の効用


音楽療法士の桑原育子さんから、
先日(6月3日ブログ)もご紹介した和太鼓を使っての
「音楽クラブ」の効果について、お手紙をいただきました。
以下にご紹介させていただきます。

「参加者はよく歌い楽しんでいます。
しかし歌や楽器活動、会話の場面で、
ほとんど参加できない遠慮がちな方達も、
太鼓が目に入るだけで、表情が生き生きし、エネルギーがわき、
活動的になり、普段とは全く違う面が見られるようになりました。

和太鼓の楽器としての特徴である、音の大きさ、強さは、
興味を引きやすく、音の響きや体への振動が直接伝わりやすい、
誰にでも簡単に音が出せ、懐かしい思い出につながるなどが、
“快刺激”となり、ストレス、感情の発散や集中力の持続に
つながったと考えられます。

和太鼓の活動には、歌唱だけでは味わえない魅力で
人を引き付け、それが瞬時に達成感に変化する点で、
有効性があると考えられます」

そうですね、そうなんですね。
打楽器は人類最初の楽器ですものね。
太鼓の音には心が揺さぶられる何かを感じてしまいます。
その理由が理解できるようなお手紙でした。


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2013年6月16日日曜日

雨もまた楽し……ピアノ演奏会

4丁目の談話コーナーにはピアノがあります。
これはボイストレーナーをされている大和幸子様から
ご寄附いただいたものです。

大和様は定期的にお仲間と共にピアノ演奏会を
開いてくださっていて、今日は高橋様と御一緒でした。

梅雨時ですからね、今日もあいにくの雨……。
でも、だからこその楽しみもあるんですね。
「雨」をテーマにした曲をいろいろ弾いていただきました。

「あめふり」「雨」「雨降りお月さん」……

また「かたつむり」を歌いながら手遊びをしたり……
♪でんでんむしむし、かたつむり~♪

ちょっとうっとうしい雨の日でしたが、
演奏会のおかげで、楽しい時間になりました。


















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2013年6月14日金曜日

子どもたちが遊びに来てくれました

















近くの樫の木幼稚園の園児さんたちが、
ユニットに遊びに来てくださいました。

お年寄りは、小さな子供たちが大好き。
小さなお子さんを見ると、
ご自分のお子さんやお孫さんが小さかった頃を
思い出されるようで、
とたんに表情が明るくなります。


子どもたちは折り紙で「帆かけ舟」を作ってきてくれました。
「ねえねえ、この帆のところを持ってください。
それから目をつぶってください……」
子どもたちのお願いに、しっかり目をつぶるご利用者様。

「目を開けてくださーい。ほら、帆じゃなくて舟の先を持ってるでしょ」
「あらまー、ホントだねえ。不思議だねえ」

子どもたちが歌う声、かわいい話し声や笑い声……。
短い時間ですが、いつもとはちょっと違う楽しい空気が
部屋中に流れたような気がしました。

「また来てね。待ってるよ」

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2013年6月12日水曜日

蕎麦キャラバンがやってきた

ご利用者様に人気のイベント、
蕎麦キャラバンがあすかホールで開かれました。
蕎麦打ちの実演は、なかなか見ごたえがあります。

今日の蕎麦は「二八(にはち)」と呼ばれる、
つなぎの小麦粉2に対して蕎麦粉が8の割合で作る、
もっとも調和がとれているといわれる蕎麦です。


ご利用者様も参加して、とても楽しい蕎麦打ちでした。

もちろん今日のお昼は、天ぷら蕎麦。
梅を練りこんだ「梅そば」はほんのり赤く、見た目もさわやかです。
美味しく、楽しいイベントでした。


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水を加えて素早く混ぜます。この水加減が難しそうです


















こねていきます。だんだんに、まとまりができてきます











大きく綿棒を動かして、
生地を四角に伸ばします

包丁を握って細く蕎麦切り
なかなか手慣れたものです

お昼は天ぷら蕎麦です

2013年6月5日水曜日

いいですねえ、「家族」って



























今日の「ひだまりサロン」では、
山田洋次監督の名作「家族」を鑑賞しました。


時は1970年、大阪万博の開かれた年。
高度成長期に突入した日本を背景に、
長崎から北海道に移住する家族の様子が
ドキュメンタリータッチでで描かれています。

サロンのご利用者様たちにとっても、
とても懐かしい時代のご様子でした。

なんといっても賠償千恵子が若く、美しい。
みなさん、画面にひきつけられていました。
「私も、あんなふうに若かったのよねえ」
心の声が聞こえてきそうです。


次回の「ひだまりサロン」は7月3日(水)10時~12時
十条亭趣楽氏の落語が聴けます。



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2013年6月3日月曜日

音楽のチカラ

あすかホールで「音楽クラブ」というイベントが行われました。
音楽療法士の桑原育子先生をお招きしての
恒例のイベントです。
特養とショートステイの利用者様、
30人ほどが参加しました。

和太鼓の音やエレクトーンに合わせて
1時間ほどでたくさんの曲を唄いました。

カラダに響くような太鼓の音は、
やはり盛り上がりますね。
「てんてんてんまり」や「もしもしかめよ」を唄っても、
いつもより、ずっと楽しくノリノリで唄えます。
ご自分で太鼓をたたかれる方も……。
楽しいです。

大きな声で、みんなでいっしょに唄うと、
表情も活きいきとされてくるような気がします。
これが、「音楽のチカラ」なんでしょうね。

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