”愛の挨拶”や”モルダウ”の繊細で、流麗、
時には力強く激しい旋律に包まれると、
誰しも厳かな表情で応えようとするものなのかしらん。
聴衆は特養・ショートステイ・デイサービスご利用者が80有余人。
どなたのお顔も、キリリとして素敵な表情でしたよ。
バイオリンは間脇佑華さん。ピアノは臼木麻佑子さん。
内外で数々の賞をいただいている新進気鋭のお二人。
3年連続、ボランティアで演奏をしていただきました。
クラッシック音楽って、本当にすごい!
カラオケでは演歌しか歌わない、いえ、唄えない私(施設長です)の
素朴な感想です。
何故かって?
演奏が終わってのご高齢者のお顔はほんのりピンク。
このブログのタイトルのように、晴れ晴れとした表情でした。
歌謡曲も童謡も、聴くこと、唄うことはどれも楽しいけれど、
クラシックの持つ明晰さや凝縮力には、ご自身の想いを伝えることが
難しくなったご高齢者の心を一瞬にして解き放つ、
特別な力があるのかもしれませんね。
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